今年も花粉の季節がやってきてしまいました。当社のお客様にも花粉症でつらい思いをしている方が少なからずいらっしゃいます。そういう私も毎年悩まされています。^^
また、今は花粉症ではない方もいつ発症するか分からないという点も心配ですよね。
長い時間を過ごす我が家。住宅を建てる際に可能な、少しでも花粉症の症状を緩和する間取りや仕様の工夫がいくつかございますので花粉の侵入経路別にご紹介したいと思います。
・花粉の侵入経路 1 【玄関】
外出時にお洋服についた花粉が玄関から侵入してきます。
<対策>家族で使うミニクローゼットの設置
特にコートやマフラー、帽子など外気に触れているものは玄関に収納スペースを作り、玄関で着脱するようにすると寝室やリビングなど室内への花粉の持ち込みを防ぐことができます。
<対策>玄関にもコンセントを
玄関にコンセントを付けておくのも便利です。衣類に付いたしまった花粉を小型の掃除機で吸い取る、空気清浄機を設置し、はらってから室内へ入る。家電を活用するのも効果的です。
・花粉の侵入経路 2 【窓】
外を舞っている花粉は窓を開ければ室内へ侵入してしまいます。
<対策>網戸やカーテンを一工夫
網戸は網目の細かいフィルタータイプに。カーテンは花粉キャッチ機能のあるものを取り付けると良いでしょう。
<時間帯にも注意>
地域や天候にもよりますが、午前10時頃までは花粉の量が比較的少なく、11~14時頃と、17~19時頃には増えてきます。窓を開けて換気する際は時間帯も気にしておくと良いでしょう。
・花粉の侵入経路 3 【洗濯物】
洗濯日和は花粉日和。
気温が高く、晴れている日は花粉もよく飛びます。
<対策>ドライルームを作る
いくら花粉が少ないと言われる時間帯を選んでも、花粉の時期は外に洗濯物を干せば、花粉は付着してしまいます。室内に洗濯物を干すスペースやドライルームがあると外気に触れずに乾かすことが出来るので安心です。
・花粉の侵入経路 4 【換気扇】
シックハウス症候群などを予防するため、新築住宅には24時間換気システムの設置が義務付けられています。空気を入れ替える際、花粉が侵入してしまうことも。
<対策>換気扇の種類に注目
換気システムの中でも排気と給気の両方を換気扇で行うのが「全熱交換形」タイプ。
外の汚れた空気を新鮮な空気へ変換し、家の中に取り込みます。高性能なフィルターが花粉の侵入を防ぎます。
長く安心して住み続けるために、お客様ひとりひとりに合わせたプランをご提案いたします。
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