生涯で最も高額な買い物の一つであるマイホーム。
そのためお金の支払いがどのように支払われているのか・・気になりますよね。
今回はそういった住宅購入に関して支払うお金についてお伝えします。
家を建てる時は、住宅会社を選び、建築工事を行い、入居するといった流れがあります。
また、住宅を建てると同時に土地を購入する場合は「土地の購入」「建物の建築」と、二つの手続きが必要になります。
お金に関して言えば、「建物購入代金」「土地購入代金」の他に「購入にかかる諸費用」が必要になります。
こちらは、概ね「土地+家の代金」の6%~10%が目安と言われていますが、どんな土地であるかや、工事のスケジュール、住宅ローンの借り方などによって増減することもあります。
もちろん、これら以外に、住宅を引き渡された後に必要になるお金もありますので、住宅購入に際しては、それらを長い目でみた支払い計画も必要になります。
<家を建てる時に必要なお金と支払いスケジュールの目安>
・土地を購入する際に支払うお金
1、売買契約の時:「手付金」(土地の価格の5~10%程度)など
2、引渡し前:購入物件の残代金(土地の価格-手付金など-住宅ローン借入額)、土地の購入諸費用(土地代金の6~10%程度)
<家の建築に関して支払うお金>
1、見積りの作成時:地盤調査費用など(必要な場合)
2、住宅ローン申込時:申込書類費用、証明書費用
3、業者との工事請負契約時:工事契約金(工事費用の10%程度)、建築確認申請費など
4、建築着工時:「工事着手金」(工事費用の30%)、地鎮祭費用など
・家の引渡し後に支払うお金
1、引っ越し時:引っ越し代や家具購入費用など
2、引っ越し後:不動産所得税(物件により異なる)
・家を買った後に支払い続ける必要のあるお金
1、住宅ローンの返済、家の所有者にかかる税金、メンテナンス費用など
なお、住宅ローンを使う場合、実行される(実際にお客様が借りてお金を使える)のは、建物が完成し保存登記がされてからです。そのため、建物が完成するまでの工事着手金や中間金は自己資金で支払うのが通常です。
とはいっても、住宅を建てるのにかかるお金の60~70%となると、金額も大きなものになります。このような場合使われるのが、一時的に工事着手金や中間金を用立て、実行された住宅ローンで返済する「つなぎ融資」です。
こういったものも住宅会社に相談しながら活用するのが良いでしょう。
私たちがお客様とお話をするときは、このようなお金のお支払のスケジュールや資金計画も加味しながら、土地探しなどなどもご協力させていただいています。